●2001年6月16日(土)のお話し   テーマ「カーエアコンについて」

 みなさんはカーエアコンというものが、どれくらいの力があるかご存じですか?
車のエアコンは家庭用のエアコン(5KW)12〜13畳用のものと同じくらいの冷房能力があるのです。

 カーエアコンは「フロン」というガスを使って冷える仕組みになっています。家庭用のエアコンで言えば室外機が車のキャビンの中にはいっているようなものです。
そのフロンガスが今や環境問題に発展し、オゾン層の破壊につながるものとされています。

 1995年に「フロン12」という旧タイプのフロンガスを使うカーエアコンの製造は中止になりました。
1993〜1994年頃の新車には代替フロンの「フロン134」を使ったエアコンになっています。
車のエアコンの寿命は、家庭用のクーラーの約半分・5〜6年と見られています。そのくらい過酷な状況でカーエアコンは働いているということです。
では、いざクーラーが効かなくなってきたときにカーエアコンの修理になるわけですが、旧タイプの「フロン12」を使用したクーラーの修理は年々費用がかさんできているのが事実です。旧タイプのフロンが製造されなくなっているので、市場にでまわっている量が少なく値段が上がってきているためです。
今後どれくらいその車に乗るのか等を考え合わせて修理などをすることをお薦めしています。

 さて、カーエアコンへのちょっとした気配りをお話ししましょう。
みなさんは、カーエアコンをつけたときに変なニオイがした経験はないでしょうか?
新車から3〜5年たつとほとんどの方が経験されていることと思います。では、そのにおいの正体とは「カビ」なのです。
エアコンの吹き出し口に結露ができ、その結露に細菌がたまり、カビが発生し、いやなにおいを出すという仕組みです。

このカビを出にくくする簡単な方法があります。
(1)車を走らせ帰ってきたら、クーラーを止めて5〜10分くらい風だけを吹き出し口から出しておきます。
このとき、必ず窓を開けておいてください。そうすることによって吹き出し口が乾きますのでカビが生えることがすくなくなります。
(2)車を走らせている間、クーラーをかけていても少しだけ窓を開け、換気をするようにしましょう。
市販のカビ防止剤等もありますが、お金をかけずにちょっとした工夫を車にしてあげると、カーエアコンの寿命も延びてくることと思います。

 また、エアコンが効きにくくなったな〜。っと思われたら、クーラーガスの漏れをチェックしましょう。
クーラーガスの漏れは早くて新車から3年たつとその症状があらわれれることがあります。
では、そのようにチェックするのかと言いますと、
(1)ボンネットを開け、レシーバーという丸い筒状の窓がありますので、汚れていれば拭いて見やすくします。
(2)エンジンをかけて、カーエアコンにスイッチを一番強にします。
(3)そして、レシーバーの丸い筒状のまどに小さい泡がポロポロでているようであれば問題ありません。しかし、たくさんの泡がボロボロでていればガス漏れです。泡が全く見えない場合はすぐクーラーを止めてください。ガスの補充はプロでないとできませんので、クーラーガスを補充してもらってください。

これからの季節ますます、カーエアコンに頼ってしまうと思いますが、くれぐれも炎天下にクーラーをかけっぱなしにした車の中に子どもさんを置いてきぼりにしないようにしてください。